スレート屋根の塗装について

こんにちは

今日は、夏に逆戻りしたようなとても暑い一日でした。

 

最近、お問い合わせの多い

スレート屋根の塗装後の雨漏り調査について、今日は少し説明させていただきます。

 

この前、雨漏りする現場に調査に行きましたら

塗装業者さんと太陽光業者さんが現場に・・・・

 

塗装業者さんは、当然・・・

『太陽光業者が屋根に穴をあけていたから雨漏りしている!』

と主張されていました。

 

太陽光業者さんは、当然・・・・

『うちは施工マニュアル通りしっかりやっているから雨漏りはまずしない!』

と主張されています。

 

現場の空気は最悪でしたね・・・・・・

 

今回はお客様が第三者の意見を聞きたいということで

専門である当社に依頼されて、自分も現地に立ち会わせていただきました。

 

どっちも気持ちはわかりますが、

 

とりあえず、内部の雨漏り部分を確認し、散水検査へ

 

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当然ポタポタと内部に水が浸入してきました。

 

結局、原因は

スレート屋根の塗装時に縁切り無で塗装したことです。

 

塗装屋さんに

『縁切りしましたか?』と聞きましたが、わかっていなかったようです・・・・・・

話しにならないレベルで、太陽光の業者さんは気の毒でしたが、

実は、この案件は結構あります。

 

縁切りとは

 

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雨漏り修理専門119 森板金工業さんHP抜粋

 

スレートのとスレートの間にタスペーサーを入れて、円を切ることです。

これをやらないで塗装をすると

 

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こんな感じになってしまいます。

 

塗装を厚く塗りたくればいいものではありません・・・・・・

完全に雨漏りの原因になります!

 

その理由はこちら

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一度入った水が、外に出なくなるからです。

 

瓦にコーキングをするのと同じ理屈ですね。

 

安価にできる屋根塗装ですが、しっかりとした施工をしないと

お金を払って、雨が漏るシステムになってしまいます。

 

業者選びは経験があるところにしていただくのを

心からお勧めします。

 

 

 

防災瓦(-_-;) 

こんにちは

 

今日は、陶器瓦(防災瓦)について説明させていただきます。

 

日本瓦、平板瓦ともに

最近は、防災機能があります。

 

防災瓦とは

 

日本瓦の場合 ↓

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平板瓦の場合 ↓

 

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という感じで

 

廻りの瓦と連結されるものです。

 

風速110mに耐えるだとか

地震に強いだとか

と色々言われています。

 

最近は

 

棟に使用する

熨斗瓦にも

 

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防災熨斗瓦だとか言って、なんか突起がついています。(-_-;)

 

 

風に強い、地震に強いも大事ですが、

 

基本的に、風に強いも

地震に強いも

 

葺き手の問題です。

 

適当に施工した屋根は

 

瓦だけでなく、他の屋根材も全て

 

地震にも風にも弱いし、適当です。

 

防災瓦にしたところで、飛ぶものは飛びます。

 

反対に、

 

しっかり施工した屋根は

 

防災瓦でなくても

地震にも

風にも十分強いです。

 

はっきり言って、防災機能は必要ありません。

邪魔です。

こんなことを書くと怒られそうですが.....

 

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防災機能が付いた瓦は、基本的に葺き手が楽なだけです。

 

葺き手の楽は瓦の負担になります。

 

やはり、施工レベルでこちらがしっかりと

 

地震や風に強い屋根を提供すべきかと思います。

 

 

 

コーキングは万能ではありません

こんにちは

 

先週、雨漏り調査に行ってきました。

 

お客様のお問い合わせで

『今まで、いろんな業者さんにお願いしたのですが、雨漏りが止りません』

 

との事

 

当社の出番です。

 

勇んで現場に行きましたが、

現状がこれ  ↓

 

 

 

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雨漏りのレベルではなく、

完全に天井がなくなっています。

 

この処置は、前の業者さんがやられたとの事。

 

雨が降るたびに憂鬱になるとお客様が言っていました。

 

原因を調べるべく、天井裏をみさせてもらい

 

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当然ですが、屋根と壁との取り合いからの雨漏りと断定しました。

 

そのまま屋根に上がりますと、

 

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真新しいコーキングが・・・・・・ しかもホームセンターで一番安いやつ

 

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屋根にもコーキングが・・・・・・・

 

箇所が間違っていないので、ココは100歩譲りますが、ダメなやつです。

 

f:id:hrs119toshitaka:20170929081125j:plain取り合い部分にコーキングが・・・・・・・

 

これは、完全にアウトです。

 

瓦もそうですし、屋根材や外壁材全般に言えることですが、

必ず、水の逃げ道を作らないといけません!!!

 

コーキングは、ピンポイントでしか使用してはいけないものです。

 

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板金屋根の取り合い部分もコーキングが・・・・・

これも上からの雨をここでストップさせてしまってます。

 

 

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・・・・・・

コーキング

 

確かに色々便利です。

 

自分たちもよく使用しますが、コーキングは何かほかの材料と一緒になって

初めて

効果を発揮するものです。

 

残念ながら、コーキング単体では

雨は止まりません。

 

あちこちコーキングを施工して、

 

『後は様子をみましょう』

『雨漏り修理完了しました』

 

などという業者は

間違いなく、知識不足です。

 

しっかりと、原因を突き止めてから、お客様に納得してもらい

工事をするのが

当社のやり方になります。

 

 

このお客様にも、しっかりと向き合ってまいります。

 

 

 

屋根瓦は生き残れるか❓

こんにちは

 

今日は屋根瓦について少し説明させていただきます。

 

思いっきり個人的な見解ですが・・・・・

 

屋根瓦=粘土瓦

 

これは外せませせん。

 

スレート瓦、セメント瓦、厚型スレート瓦

などなど

 

瓦と名前が付く屋根材は多々ありますが・・・・・・

 

瓦は粘土を焼いたものがあくまで瓦です。

 

 

最近、気になる記事が掲載されていました

 

屋根瓦は生き残れるか❓

 

住宅着工棟数がどうたらこうたら

瓦が無くなるかもどうたらこうたら・・・・・

 

確かに、この先の日本は

 

人口減少からくる

 

住宅着工棟数の激減により

瓦の仕事が減るのは必至です。

 

平成元年の粘土瓦の出荷枚数は

17億枚

 

平成25年の瓦の出荷枚数は

4.68億枚

 

 

・・・・・・・・

 

 

約、3/1ですね

 

確かに厳しいかもしれません。

 

しかし、瓦は無くなりません

 

特に

 

気合の入った本物は

 

必ず後世に繋がります

 

 

いよいよ

 

本物のみが生き残れる

 

やっとゆっくりご飯が食べれる時代に

 

なったと自分は思っています。

 

 

瓦業界

 

建築業界

 

今から本当に変換期です。

いつの時代も

劇的に時代に対応できる

人のみが生き残っています。

 

自分は生き残るより

 

生き抜くの方が好きですが

 

 

しっかりと気合の入った人と

 

本物を

 

後世に

 

残す仕事をしていきます

 

 

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アスベストな屋根材

今日は、現地で出会ったアスベストな屋根材を紹介したいと思います。

 

アスベストな屋根材の改修工事

 

日本雨漏り修理専門119 HRSただいま施行中 

 

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この人達です(-_-)

当時の名前は

 

波型スレート 

軽量と耐久性が売りだったみたいです・・・・・・

 

現状が板金屋根の瓦棒葺きの上に

ナショナルのハイトントンという、元祖樹脂系の下葺き材を施工し、波型スレートを葺いてありました。

 

葺き替えて25年程経過したそうです。

 

自分が15歳でこの業界デビューしたぐらいです (-_-)

 

アスベストの屋根材で代表的なのは

 

カラーベスト(コロニアル)

 

2004年まで使用されています。

 

 

瓦の副資材で有名なのなS社の屋根漆喰 

やはり、10年前ぐらいから、漆喰の袋に【非アスベスト】と

偉そうに赤文字で書いてありますが、今までは入ってたんかい!!と

ツッコミを入れたくなります。・・・・・・

 

小僧時代に散々練ってきました・・・・・・・・・

 

 

話は戻りますが、この屋根材

波型スレートですが

 

今回、お客様のご要望により、デクラ屋根システムAHI製コロナ

に葺き替えとなりましたが、

 

現状の屋根材がアスベストな屋根材ですので

 

当然、処理費にまあまあな費用がかかります。

 

非飛散性ですので、内装に使われていたアスベスト処理よりはかかりませんが、陶器瓦を処分する費用の5倍ぐらい掛かります。

 

カラーベストですと、上から封印するカバー工法もあるのですが、

今回は波型スレートですので、葺き替えの選択しかありませんでした。

 

しっかりとした資格と施工

適正処分が必要不可欠となります。

 

 

屋根の通気と耐久性にこだわった

 

この屋根にできる

 

最適な提案と

 

高寿命なオンリーワンの屋根になりました。

 

詳しくはHRS、HPにて

 

 

ありがとうございました。

 

 

 

 

 

奈良→淡路島にて

こんにちは

 

先週、奈良と淡路島に行ってきました。  

 

奈良は日本雨漏り修理専門119グループの勉強会と前から行きたかったお寺さんに

 

淡路島は、前からお会いしたかった瓦の作り手さんにお会いするために

 

とても楽しく、充実した出張?でした。

 

まず、奈良で勉強会が終わったあと、元興寺に行ってきました。

元興寺は、奈良市にある、南都七大寺の1つに数えられる寺院で、

日本最古の瓦が現存しているお寺さんです。

どれぐらい古いかと言いますと、

 

 

約1400年前の瓦です。時代で言うと飛鳥時代のものが、まだ屋根のうえで頑張っています。

 

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鬼瓦は違うみたいです。

 

気候とか、方角とかもあるかと思いますが、1400年も耐える屋根材は

おそらく、他にはないでしょう。

 

今の瓦メーカーや建材メーカーが表示している、補償10年は何なんだろう?

 

と思ってしまいます。

 

重たい屋根、木造、

地震に弱いだとか色々言われていますが、やはり強いものは強いです。

当時の職人さんの気合が伝わってくるような気がしました。

 

 

 

 

続いて淡路島

 

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前からお会いしたかった大栄窯業の道上さんに会いに行ってきました。

 

素敵なギャラリーがある窯元さんで、

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とてもとても瓦に対する想いにあふれている人で、色んな話をさせていただきました。

 

淡路島の歴史や、瓦の歴史、これからの瓦などなど

 

楽しすぎて、時間があっという間に過ぎてしまいました。

 

鬼師さんのところや、素敵な小学校、いろんな所にも案内していただき、ありがとうございました。

 

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淡路の瓦は、粘土質の性質上、寒いところでは使用不可と言われていますが、今回大栄窯業さんが開発した、銀古美

 

淡路土を限界まで焼き締めて、表層から芯まで同じ色相・組成となる
堅牢な銀古美瓦は、耐久性はもちろん摩耗にも強い男肌  HP抜粋

 

を富山でも使用していこうかと思います。

 

さっそく、当社の架台に取り付けてみました。

 

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今までにない質感です。

瓦の寸法は、焼しめているので通常より一回り小さい寸法となっています。

 

富山の屋根に上がるのがとても楽しみです。

 

 

楽しい出張でした。

屋根材の寿命

こんにちは

 

今日は、お客様からよく言われる質問

 

屋根材の寿命について少し掲載したいと思います。

 

 

 

『この屋根材の耐久年数は何年ですか?』

とよく聞かれます。

 

例えば、最近新築でよく使われている

 SGL鋼板立平葺き

 

 

 素材はSGL鋼板です。

詳しくは↓

エスジーエル - 日鉄住金鋼板株式会社

 

カタログ(カラーサンプル)には

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右下部分に 

原板の穴あき25年保証

とデカデカと書いてあります。

 

ただし、原板の保証ですので曲げたり切ったりしたところは、保証外みたいですが・・・・

 

昔のトタン屋根に比べたら飛躍的に高寿命になったものです。

 

軽くて、保証もついて

となれば、流行るのも納得です。

 

ちなみにもっと高寿命と言われている瓦

陶器瓦のメーカー保証は長くて20年です。

 

・・・・・・・板金より短いのです。

 

当社は両方扱っていますので、メーカーの保証の仕方の問題となりますが、

当然、瓦の方が長持ちします。

 

保証はありませんが・・・・・

 

そもそも昔は保証すら無かったわけですから、必要ないといえは必要ありません。

 

 

この業界に携わらせていただいて、早25年

 

述べ1万件以上の物件に関わらさせていただきましたが、

良い材料を使えば高寿命に繋がるわけでもありません。

 

一番言えることは、築50年を超えてもしっかりしている屋根は、

職人さんの気合が現在でも感じ取ることができます。

 

技術➕想い➕気合 

 

一番大事なところは心だと思います。