瓦の良さとは❓

こんにちは

 

今日は、昨今

窓際に追いやられている瓦について少し説明したいと思います。

 

地震が来るたびに

重いだの、崩れるだのと嫌われる瓦

瓦が多いと言われる

ここ、北陸でも

新しい団地は

 

十件に一件ぐらいしか瓦屋根がありません。

ほとんどが鋼板屋根(板金屋根)です。

 

まあ、軽いにこしたことはありませんが・・・・・

 

当社も板金屋根はよく施工させていただきます。

 

軽くて、加工も容易で値段もそこそこ

そして、最近はSGL鋼板になり、25年穴あき保証がついていますので、

それは人気になります。とても良いものです。

 

最近は同じ屋根材として瓦と鋼板屋根が比べられますが、

自分はここが間違っていると思います。

 

本来、瓦と板金屋根材は比べるものではありません。

ヘビー級とライト級が勝負するようなものかと思います。

瓦が板金屋根材の真似をして

「軽量瓦」とか言っていますが、

全くお話になりません。

瓦は重いもの

軽くしては、瓦の良さが90%消えてしまいますね(-_-)

 

瓦の良さは、あくまで

焼き物

ということです。

 

精度が悪くて当たり前、

長く長く、長寿命な屋根材です。

 

最低25年はノーメンテナンス

焼きが強いものは100年越えても使えるのが瓦です。

しっかりと瓦の長所を生かして、

要所要所に使用したいと思います。

 

f:id:hrs119toshitaka:20171119132512j:plain

f:id:hrs119toshitaka:20171119132540j:plain

この瓦は弊社ギャラリー棟のポーチ屋根に使用した、

唯一最後の富山県産瓦(みのわツイン瓦)の試験焼き用の瓦です。

6回ほど窯に入って、焼かれています。

 

アホみたいに行儀が悪いですが、硬く強度はとても強いです。

 見た目も大切ですが、瓦は耐久性も大事です。

とても良い瓦かと思います。

 

台風21号 富山での被害の特徴

こんにちは

 

10月22日に日本列島を縦断した台風

富山県も被害がありました。

被害にあわれた方々には心よりお見舞い申し上げます。

 

当社も、雨漏り調査や補修に日々追われております。

 

一件一件丁寧に、原因を突き止めてから対応させていただいておりますので、

少しお時間をいただいております。

 

ご不便をおかけしますことをこの場でお詫び申し上げます。

 

さて、今回の台風の特徴があります。

 

基本的に富山県は22日未明より、強い強い北風の雨風が約4時間

降り続きました。

その結果、北面の屋根や壁からの雨漏りが多々発生しています。

特に、団地であれば

一番北側に面したお宅や住宅(北面に何も建築物が無いところ)

の被害がひどいです。

 

雨漏りした瓦屋根です

築10年チョット

どこも割れていません。もんだいありませんが、雨漏りしました。

瓦を外してみると

一日後の下地の様子です。

濡れているのが確認できます。

長く雨が入り続けたので、下葺き材が耐え切れず、家の中まで雨が入りました。

これは、樹脂系の下地ですので漏水に対しては

アスファルト系の下葺き材より若干劣ります。

 

今回はこのような新築のお宅での雨漏りが非常に多いです。

当社施工の物件では当然ありませんが、

下葺き材の大切さを痛感しました。

屋根からの景色です。

北側です。

何も遮るものが無いので、北風雨がダイレクトです。

風が強かったのか、太陽光パネルも一枚飛ばされています。・・・・・・・

 

しっかりと対応させていただきます。

淡路瓦 銀古美

淡路瓦

大栄窯業 銀古美

 

北陸デビューさせていただきました。

 

淡路の粘土をギリギリまで焼きを入れ

強烈に気合の入った瓦です。

だだし、

精度は良くありませんし、重たいですが

強度や耐久性、耐塩害、耐凍害に対しては最高です。

 

本来瓦のあるべき姿です。

 

 

淡路瓦だから北陸には向かないとか

2〜3年で凍害にあってボロボロになるよ!とか

色々言われましたが、

 

基本、関係ありません。

 

三州陶器瓦も最初はダメだと言われながら

40年近く富山で使われています。

 

瓦がダメかどうかは

材・工で工事をしている限り

葺き手の判断に委ねられます。

全てはこちらの責任において施工するのが、普通のことです。

メーカーの保証がどうのこうの・・・・・

 

結局10年です。(-_-)

瓦なのに・・・・・

 

保証制度でさえ

可笑しいですね。

 

自分の判断で

 

気合の入った瓦を使用し

質の高い仕事を

提供し

 

日本の風景と伝承者として

 

日々頑張っていきます!

 

 

           

 

素敵な

瓦達です。

 

スレート屋根の塗装について

こんにちは

今日は、夏に逆戻りしたようなとても暑い一日でした。

 

最近、お問い合わせの多い

スレート屋根の塗装後の雨漏り調査について、今日は少し説明させていただきます。

 

この前、雨漏りする現場に調査に行きましたら

塗装業者さんと太陽光業者さんが現場に・・・・

 

塗装業者さんは、当然・・・

『太陽光業者が屋根に穴をあけていたから雨漏りしている!』

と主張されていました。

 

太陽光業者さんは、当然・・・・

『うちは施工マニュアル通りしっかりやっているから雨漏りはまずしない!』

と主張されています。

 

現場の空気は最悪でしたね・・・・・・

 

今回はお客様が第三者の意見を聞きたいということで

専門である当社に依頼されて、自分も現地に立ち会わせていただきました。

 

どっちも気持ちはわかりますが、

 

とりあえず、内部の雨漏り部分を確認し、散水検査へ

 

f:id:hrs119toshitaka:20171009200613p:plain

 

当然ポタポタと内部に水が浸入してきました。

 

結局、原因は

スレート屋根の塗装時に縁切り無で塗装したことです。

 

塗装屋さんに

『縁切りしましたか?』と聞きましたが、わかっていなかったようです・・・・・・

話しにならないレベルで、太陽光の業者さんは気の毒でしたが、

実は、この案件は結構あります。

 

縁切りとは

 

f:id:hrs119toshitaka:20171009200914j:plain

f:id:hrs119toshitaka:20171009201202j:plain

 

 

 

雨漏り修理専門119 森板金工業さんHP抜粋

 

スレートのとスレートの間にタスペーサーを入れて、円を切ることです。

これをやらないで塗装をすると

 

f:id:hrs119toshitaka:20171009201148p:plain

こんな感じになってしまいます。

 

塗装を厚く塗りたくればいいものではありません・・・・・・

完全に雨漏りの原因になります!

 

その理由はこちら

f:id:hrs119toshitaka:20171009201250j:plain

一度入った水が、外に出なくなるからです。

 

瓦にコーキングをするのと同じ理屈ですね。

 

安価にできる屋根塗装ですが、しっかりとした施工をしないと

お金を払って、雨が漏るシステムになってしまいます。

 

業者選びは経験があるところにしていただくのを

心からお勧めします。

 

 

 

防災瓦(-_-;) 

こんにちは

 

今日は、陶器瓦(防災瓦)について説明させていただきます。

 

日本瓦、平板瓦ともに

最近は、防災機能があります。

 

防災瓦とは

 

日本瓦の場合 ↓

f:id:hrs119toshitaka:20171005200126j:plain

平板瓦の場合 ↓

 

f:id:hrs119toshitaka:20171005200230j:plain

という感じで

 

廻りの瓦と連結されるものです。

 

風速110mに耐えるだとか

地震に強いだとか

と色々言われています。

 

最近は

 

棟に使用する

熨斗瓦にも

 

f:id:hrs119toshitaka:20171005200411j:plain

 

防災熨斗瓦だとか言って、なんか突起がついています。(-_-;)

 

 

風に強い、地震に強いも大事ですが、

 

基本的に、風に強いも

地震に強いも

 

葺き手の問題です。

 

適当に施工した屋根は

 

瓦だけでなく、他の屋根材も全て

 

地震にも風にも弱いし、適当です。

 

防災瓦にしたところで、飛ぶものは飛びます。

 

反対に、

 

しっかり施工した屋根は

 

防災瓦でなくても

地震にも

風にも十分強いです。

 

はっきり言って、防災機能は必要ありません。

邪魔です。

こんなことを書くと怒られそうですが.....

 

f:id:hrs119toshitaka:20171005200901j:plain

 

防災機能が付いた瓦は、基本的に葺き手が楽なだけです。

 

葺き手の楽は瓦の負担になります。

 

やはり、施工レベルでこちらがしっかりと

 

地震や風に強い屋根を提供すべきかと思います。

 

 

 

コーキングは万能ではありません

こんにちは

 

先週、雨漏り調査に行ってきました。

 

お客様のお問い合わせで

『今まで、いろんな業者さんにお願いしたのですが、雨漏りが止りません』

 

との事

 

当社の出番です。

 

勇んで現場に行きましたが、

現状がこれ  ↓

 

 

 

f:id:hrs119toshitaka:20170929080610j:plain

 

雨漏りのレベルではなく、

完全に天井がなくなっています。

 

この処置は、前の業者さんがやられたとの事。

 

雨が降るたびに憂鬱になるとお客様が言っていました。

 

原因を調べるべく、天井裏をみさせてもらい

 

f:id:hrs119toshitaka:20170929080820j:plain

 

当然ですが、屋根と壁との取り合いからの雨漏りと断定しました。

 

そのまま屋根に上がりますと、

 

f:id:hrs119toshitaka:20170929080910j:plain

真新しいコーキングが・・・・・・ しかもホームセンターで一番安いやつ

 

f:id:hrs119toshitaka:20170929080943j:plain

 

屋根にもコーキングが・・・・・・・

 

箇所が間違っていないので、ココは100歩譲りますが、ダメなやつです。

 

f:id:hrs119toshitaka:20170929081125j:plain取り合い部分にコーキングが・・・・・・・

 

これは、完全にアウトです。

 

瓦もそうですし、屋根材や外壁材全般に言えることですが、

必ず、水の逃げ道を作らないといけません!!!

 

コーキングは、ピンポイントでしか使用してはいけないものです。

 

f:id:hrs119toshitaka:20170929081332j:plain

板金屋根の取り合い部分もコーキングが・・・・・

これも上からの雨をここでストップさせてしまってます。

 

 

f:id:hrs119toshitaka:20170929081430j:plain

 

・・・・・・

コーキング

 

確かに色々便利です。

 

自分たちもよく使用しますが、コーキングは何かほかの材料と一緒になって

初めて

効果を発揮するものです。

 

残念ながら、コーキング単体では

雨は止まりません。

 

あちこちコーキングを施工して、

 

『後は様子をみましょう』

『雨漏り修理完了しました』

 

などという業者は

間違いなく、知識不足です。

 

しっかりと、原因を突き止めてから、お客様に納得してもらい

工事をするのが

当社のやり方になります。

 

 

このお客様にも、しっかりと向き合ってまいります。

 

 

 

屋根瓦は生き残れるか❓

こんにちは

 

今日は屋根瓦について少し説明させていただきます。

 

思いっきり個人的な見解ですが・・・・・

 

屋根瓦=粘土瓦

 

これは外せませせん。

 

スレート瓦、セメント瓦、厚型スレート瓦

などなど

 

瓦と名前が付く屋根材は多々ありますが・・・・・・

 

瓦は粘土を焼いたものがあくまで瓦です。

 

 

最近、気になる記事が掲載されていました

 

屋根瓦は生き残れるか❓

 

住宅着工棟数がどうたらこうたら

瓦が無くなるかもどうたらこうたら・・・・・

 

確かに、この先の日本は

 

人口減少からくる

 

住宅着工棟数の激減により

瓦の仕事が減るのは必至です。

 

平成元年の粘土瓦の出荷枚数は

17億枚

 

平成25年の瓦の出荷枚数は

4.68億枚

 

 

・・・・・・・・

 

 

約、3/1ですね

 

確かに厳しいかもしれません。

 

しかし、瓦は無くなりません

 

特に

 

気合の入った本物は

 

必ず後世に繋がります

 

 

いよいよ

 

本物のみが生き残れる

 

やっとゆっくりご飯が食べれる時代に

 

なったと自分は思っています。

 

 

瓦業界

 

建築業界

 

今から本当に変換期です。

いつの時代も

劇的に時代に対応できる

人のみが生き残っています。

 

自分は生き残るより

 

生き抜くの方が好きですが

 

 

しっかりと気合の入った人と

 

本物を

 

後世に

 

残す仕事をしていきます

 

 

f:id:hrs119toshitaka:20170831150510j:plain