奈良→淡路島にて
こんにちは
先週、奈良と淡路島に行ってきました。
奈良は日本雨漏り修理専門119グループの勉強会と前から行きたかったお寺さんに
淡路島は、前からお会いしたかった瓦の作り手さんにお会いするために
とても楽しく、充実した出張?でした。
まず、奈良で勉強会が終わったあと、元興寺に行ってきました。
元興寺は、奈良市にある、南都七大寺の1つに数えられる寺院で、
日本最古の瓦が現存しているお寺さんです。
どれぐらい古いかと言いますと、
約1400年前の瓦です。時代で言うと飛鳥時代のものが、まだ屋根のうえで頑張っています。
鬼瓦は違うみたいです。
気候とか、方角とかもあるかと思いますが、1400年も耐える屋根材は
おそらく、他にはないでしょう。
今の瓦メーカーや建材メーカーが表示している、補償10年は何なんだろう?
と思ってしまいます。
重たい屋根、木造、
地震に弱いだとか色々言われていますが、やはり強いものは強いです。
当時の職人さんの気合が伝わってくるような気がしました。
続いて淡路島
前からお会いしたかった大栄窯業の道上さんに会いに行ってきました。
素敵なギャラリーがある窯元さんで、
とてもとても瓦に対する想いにあふれている人で、色んな話をさせていただきました。
淡路島の歴史や、瓦の歴史、これからの瓦などなど
楽しすぎて、時間があっという間に過ぎてしまいました。
鬼師さんのところや、素敵な小学校、いろんな所にも案内していただき、ありがとうございました。
淡路の瓦は、粘土質の性質上、寒いところでは使用不可と言われていますが、今回大栄窯業さんが開発した、銀古美
淡路土を限界まで焼き締めて、表層から芯まで同じ色相・組成となる
堅牢な銀古美瓦は、耐久性はもちろん摩耗にも強い男肌 HP抜粋
を富山でも使用していこうかと思います。
さっそく、当社の架台に取り付けてみました。
今までにない質感です。
瓦の寸法は、焼しめているので通常より一回り小さい寸法となっています。
富山の屋根に上がるのがとても楽しみです。
楽しい出張でした。