スレート屋根の塗装について
こんにちは
今日は、夏に逆戻りしたようなとても暑い一日でした。
最近、お問い合わせの多い
スレート屋根の塗装後の雨漏り調査について、今日は少し説明させていただきます。
この前、雨漏りする現場に調査に行きましたら
塗装業者さんと太陽光業者さんが現場に・・・・
塗装業者さんは、当然・・・
『太陽光業者が屋根に穴をあけていたから雨漏りしている!』
と主張されていました。
太陽光業者さんは、当然・・・・
『うちは施工マニュアル通りしっかりやっているから雨漏りはまずしない!』
と主張されています。
現場の空気は最悪でしたね・・・・・・
今回はお客様が第三者の意見を聞きたいということで
専門である当社に依頼されて、自分も現地に立ち会わせていただきました。
どっちも気持ちはわかりますが、
とりあえず、内部の雨漏り部分を確認し、散水検査へ
当然ポタポタと内部に水が浸入してきました。
結局、原因は
スレート屋根の塗装時に縁切り無で塗装したことです。
塗装屋さんに
『縁切りしましたか?』と聞きましたが、わかっていなかったようです・・・・・・
話しにならないレベルで、太陽光の業者さんは気の毒でしたが、
実は、この案件は結構あります。
縁切りとは
スレートのとスレートの間にタスペーサーを入れて、円を切ることです。
これをやらないで塗装をすると
こんな感じになってしまいます。
塗装を厚く塗りたくればいいものではありません・・・・・・
完全に雨漏りの原因になります!
その理由はこちら
一度入った水が、外に出なくなるからです。
瓦にコーキングをするのと同じ理屈ですね。
安価にできる屋根塗装ですが、しっかりとした施工をしないと
お金を払って、雨が漏るシステムになってしまいます。
業者選びは経験があるところにしていただくのを
心からお勧めします。