北陸地方と東北地方が

8月2日にようやく梅雨明けしました。

 

北陸は平年より2週間遅い梅雨明けとなりました。

 

まあ、今年は雨の少ない梅雨でしたが・・・・・・

全国的にもそうですが、雨が降るときは

局地的に

極端な大雨が降ります。

 

年々、極端なありえない雨の度数がひどくなっていってます。

 

いわゆる

ゲリラ豪雨.....

 

この雨が増えると

雨漏調査の依頼が、増えます。

 

 

今日は、太陽光発電工事をされている業者さんからの依頼でした。

 

4年前に他のリフォーム業者さんでスレート(カラーベスト)の塗装をし、

3年前にその太陽光発電工事をされている業者さんで太陽光パネルを取り付けたとの事でした。

 

現地に行くと、両方の業者さんがおられました。

自分は公平に調査をさせていただく立場ですので、

とりあえず、屋根に上がらせていただくことに

 

 

 

 

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太陽光パネルが取り付けてあり、雨漏りする場合が多々あります。

しかし、しっかりと施工してあれば、問題はありません。

雨漏り箇所と太陽光パネルの取付金具を調べます。

 

今回のパネルは三菱製

 

三菱製は屋根の垂木固定が原則 

 

垂木から金具が外れていないか?

ブチルシートの取付が適正なのか?

などをチェックします。

 

今回は太陽光パネルの取付に問題はありませんでした。

 

 

雨漏り箇所を中から調べると、どうも屋根の頂部あたりから入っています。

 

散水調査をさせていただきました。

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結果は、大棟と隅棟の取り合い部分からの漏水でした。

 

原因は、塗装時に縁切りをしていなかったこと・・・・・・

 

縁切りとは塗装後に上下のスレートの重なり部分を切り離してあげることです。

 

これをやらないと、中に入った水が外に出なくなってしまい、雨漏りにつながります。

 

これをわかっていない塗装業者さんが多いのも事実です。

 

屋根材は、一度雨を中にいれて、外に出すのが基本です。

 

塗装をされる場合は、十分気を付けてやっていただきたいものです。